肋間神経痛と帯状疱疹

脚の治療で来られていた患者さんが、二週間ほど前にわき腹の痛みを訴えて再度来院された際のお話です。

朝起きた時から右のわき腹がピリピリと痛むというのが主訴でした。

胸部の外傷の検査をしましたが全て陰性。

最終的に骨や筋肉にはこれといった外傷はなく、冷えと疲労からくる肋間神経痛の疑いとお伝えしました。

この時には、患部には何の皮膚症状は無い状態でした。

もしも痛みがひどくなる場合や水泡が出来てきた場合は病院を受診するようにお伝えしました。

その二日後にお電話があり、水泡が出来てきたので病院で診てもらったら帯状疱疹と診断されたそうです。

なかなか帯状疱疹の場合は、水泡が出来ない状況では発見されにくく、神経痛が残る場合が多いのですが

今回は水泡が出来てすぐに診てもらえてこともあり、早く良くなったそうです。

肋間神経痛の場合は、皮膚に水泡が出来るようなことはありません。

もしいつも以上に疲れやストレスを感じた後、体に帯状の水泡が出来てきて痛みを伴う場合は、

早めに最寄りの皮膚科に行かれることをお勧めいたします。

☆　肋間神経痛　☆

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%82%8B%E9%96%93%E7%A5%9E%E7%B5%8C%E7%97%9B

☆　帯状疱疹　☆

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B8%AF%E7%8A%B6%E7%96%B1%E7%96%B9

ウィキペディアから引用